こばとについて
KANO ACADEMY
こばとについて
加納学園の教育目標は「思いやりのある活発な子」です。実にシンプルですがこの目標に私達の願いが詰まっています。
心の発達の大前提として愛着の形成が必要です。幼稚園に入ると、親と離ればなれになっても愛着が維持できるようになります。この段階から他者の感情や行動から自分が何をすべきかを理解し、関係を維持する術を学んでいきます。幼稚園という大きな場所で集団生活・集団行動を通し、自分は何をしなければならないかを自発的に理解し行動することによって、自分中心の思考から協調性・社会性の必要を感じます。「思いやり」の気持ちを持ち、他者と触れ合う事で自分を受け入れられ、さらに自己表現を活発化させて自己肯定感を高めていきます。
「活発」とは生き生きとした姿です。3〜5歳までの「遊戯期」は様々なことに興味を持ち、意欲的に取り組みます。好奇心や探求心を持ち、様々なことにふれあい、体験することで「目的意識」を獲得するのです。なぜやるのか?何のために、だれのためにやるのか?漠然とただ言われた通りにやるのではなく、自らの目的意識を持ち主体的に行動する姿勢がうまれます。
この教育目標には、子ども達に幸せな人生を歩んでほしいという私達の願いが込められています。